
【第8回:こぶとりじいさん】
むかし、むかし、あるところに、優しいおじいさんが居りました。
優しいおじいさんの右側のほっぺたには、大きなこぶが一つ、ありました。
ある日、優しいおじいさんは、おいしい山菜をとりに、山へ行きました。
優しいおじいさんは、歌いながらどんどん山を登って、山菜を採っていました。
山の頂上近くまで上ると、さすがに疲れた優しいおじいさんは、
「神様、スミマセンが、ちょっとの間休ませて下さい」
と言って寂れた山神様のお堂の中で一休みする事にしました。
ポカポカ陽気の昼下がり、つい、うつらうつらとして、寝入ってしまいました。
・・・(続きは音声でどうぞ)
配信日:2007年06月03日
【第9回:飯食わぬ女房】
むかしむかし、ある村に、大変ケチな男が居りました。
この男のケチぶりは村一番、いえ、日本一、ともいえる位でした。
たとえ飢えている人がいても、
「自分のものは自分のもの・・・お前に与える分はない。」
といって決して分け与えようとはしませんでした。
そんな男でも、そろそろ結婚がしたいとは思っていましたが、何せ日本一のケチ。
自分のたくわえが減るのは、イヤだったのです。
ある日、畑仕事をしながら、いいました。
「あぁ、ご飯を全く食べない、よく働く、美人な嫁は来ないかなぁ。」
そんな都合のいい話があるものか・・・と村人にはバカにされました。
・・・(続きは音声でどうぞ)
配信日:2007年06月10日
【第10話:鶴の恩返し】
むかしむかし、ある山奥の村に、おじいさんとおばあさんが居りました。
ある寒い冬の日、おじいさんが村へ焚き木とりに行った帰り、
1羽の鶴が、罠にかかっておりました。
バタバタ、バタバタと羽を羽ばたかせていますが、罠は益々鶴の足に食い込んでいくばかり。
おじいさんはかわいそうに思い、
「今助けてやるからな。じっとしていなさい。おぅおぅ。かわいそうに。」
と言って罠を外して、鶴を助けてやりました。
鶴は嬉しそうに鳴きながら、山の向こうへ飛んでいきました。
・・・(続きは音声でどうぞ)
配信日:2007年06月17日
【第11話:ねずみの嫁入り】
むかしむかし、あるところに、大金持ちの長者の屋敷がありました。
その、おおきな屋敷には大きな蔵があって、その大きな蔵の真っ白な壁の小さな穴の中に
小さなねずみの親子が住んでいました。
娘のねずみが年頃を迎えたので、お父さんねずみとお母さんねずみは、婿探しを始めました。
「ねぇおとうさん。うちの娘は頭もいいし、器量もいいですから、
きっといいお婿さんが見つかるでしょうね。」
「そうだね。日本一、いや世界一の婿を探さないといけないね。」
「この長者の息子はどうですかねぇ。」
「いやいや、それはもったいない。それなら殿様がいいよ。」
「それなら・・・」
ねずみの両親はそんな会話をしながら探し始めました。
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配信日:2007年06月24日
プロフィール
昔話ナビゲーター
乃本 有彩(のもと ありさ)
どんなことからもビジネスのヒントを見つけ出す達人。 誰もが知っている昔話からも、ビジネスヒントを多数見つけ出してご紹介しています。